2014年8月アーカイブ

皆さんこんにちは。 早いもので8月もまもなく終わりですね。

現在キャンパスはほぼ"夏休みモード"ですが来週から前期試験の追・再試験が予定されています。 夏休みをゆっくり過ごすためには普段からの地道な勉強で本試験一発で単位取得できればいい訳ですが、仮に追再試験になってもあわてずしっかり勉強できるいい機会をもらったと前向きにとらえていただきたいと思います。

さて本日は以前の記事で予告させていただいた最新のビタミンCに関する話をご紹介しましょう。

ビタミンC(アスコルビン酸)が体にいいという話はほとんどの方が知っておられることと思います。 「ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く」というタイトルの本の著者でもある薬学博士・生田哲氏によると以下の通りです。

1) ビタミンCはがんに効く

2) ビタミンCはカゼやインフルエンザに効く

3) ビタミンCは感染症、心筋梗塞、脳梗塞にも効く

4) ビタミンCは病気になりにくい体をつくる

5) ビタミンCは安価で副作用のない安全な食品である

このビタミンC、ほとんどの動物は体内でビタミンCを合成することが出来る!のですが人間の体内では合成することができないので食品などから常時補ってあげる必要があります。(一説によると、ヒトが合成する能力を失ったのは遺伝子の突然変異ではないかと言われています。) 

では一体どのぐらいの量を補ってあげればいいのでしょうか? 詳しくは生田博士の著書を読んでいただくとして、結論としては「1g x 1日4回」、つまり一日あたり 4000 mgという従来言われてきた100 mgに比べて40倍と大量です。ビタミンCはビタミンという名前の微量元素というよりは"必須食品栄養素"に近いと彼は述べています。

もともとビタミンCの大量摂取がカゼやがんなどに効くことを最初に主張したのは1970年出版の「ビタミンンCとカゼ」の著者ノーベル賞受賞生化学者のライナス・ポーリング博士ですが、なかなかその重要性が認識されず40数年たった現在ようやくその重要性に気付いた人たちが増えてきており生田博士もその一人と言っていいと思います。

実は私自身は10年以上前この話は知っており、サプリメントとして一日 1~2 g、カゼをひきかけたときには3~5gを摂取してきましたのでこの本の話はわが意を得たり!なのですが、その中でも特に印象に残った新しい情報は、以下の「ヒトの経口摂取量と動物のビタミンC合成量」比較データです。

vitaminC-comparison2.jpg

まず体重60kgのヒトの一日当たりの100 mg(厚生労働省推奨摂取量)は他の(体内で合成できる)動物と比べて明らかに少ないことがわかります。さらに注目すべきはヤギが病気にかかると通常の約7倍もビタミンCを盛んに合成するという部分です。 これは「病気を治そうとしてビタミンCの合成を増強した」結果ではないかと思われます。

我々は病気にかかっていなくても運動、喫煙、紫外線、ストレス、放射線、etcによって活性酸素が発生しそれを打ち消すためにビタミンCが必要になります。 ということは体が必要とするビタミンCの量は日常生活に応じて常時変化しており、その状況に応じて「病気のヤギ」のように多めに補給してあげることが大変重要ということではないかと解釈しました。

 

ビタミンCを大量に摂取しても副作用なく安全とのことですが、私自身の体験では特にストレスがかかっていない日常生活上で4000 mg程度の量を飲むと、翌朝おなかがゆるくなる現象を何度か経験しました。これに関してはもしかして平常時にはそこまでの量は必要ない(少なくても自分の体の場合)ということではないかとも思っています。 逆に屋外で激しい運動をしたり紫外線にあたるときに4000 mg以上の量を事前摂取してもそういった現象は起きませんでした。 私は2006年横浜薬科大学の開学以来からのメンバーですがその間カゼ・インフルエンザなども含め一切病気にかかったことがなく元気なのもひとつには日常のビタミンC多量摂取のおかげと思っています(笑)。

 

いかがでしょう? ・・・ビタミンCもうすこし飲みたくなってきませんか!?(笑) 詳しくは以下の2冊の本でご確認ください♪

vitaminC-book1.jpg ビタミンCの大量摂取がカゼを防ぎ、がんに効く 生田 哲著

vitaminC-book2.jpg  ビタミンCがガン細胞を殺す スピックサロン・メディカルクリニック 理事長 柳澤 厚生著

 

                                                     (by  編集委員 Y/O)